3I/ATLASと「予言」の話を、ちゃんと地に足つけて整理する
今週、SNSで「3I/ATLAS(恒星間彗星)」が急に話題になってる。 でも、ここは一回だけ深呼吸して、“確認できる事実”から積み上げてみよう。 ① まず事実:3I/ATLASは何がすごいの?3I/ATLASは、太陽系の外から飛び込んできた恒星間彗星。 しかも「彗星」なので、核のまわりにガスと塵の雲(コマ)ができたり、尾が出たりして、見た目がドラマチックになりやすい。 ② “やばい?”の本題:地球に危険はある?結論:ない。 つまり「地球に来る」「衝突する」系は、まずデータと噛み合ってない。 ③ 「太陽を通り過ぎたのに無事」なのはなぜ?ここが誤解されがちだけど、3I/ATLASは太陽スレスレを通ったわけじゃない。
1.4AUって、太陽の超近くどころか、だいたい火星軌道のあたり。 ④ じゃあ何で「国連が監視」「防衛演習」とか言われてるの?これも大事な誤解ポイント。 IAWN(国際小惑星警報ネットワーク)がやっているのは、ざっくり言うと つまり、危険だから監視してるんじゃなくて、訓練にちょうどいい教材って話。 ⑤ ここから「予言」:ババ・ヴァンガ/青森のおじさんと関係ある?ここは結論から言う。 「3I/ATLASと予言が“関係ある”と断定できる材料は見当たらない」。 ババ・ヴァンガの場合Snopesは「予言に書面の記録がなく、本人が本当に何を言ったか確かめられない」趣旨で整理している。 Snopes+1 「青森のおじさん」の場合(※ここは“誰の話か”でブレる)ネットでこの呼び方が使われる例として、青森のリンゴ農家・木村秋則さんの話が流通していることがある。 UR賃貸住宅+1 だから、3I/ATLASみたいにインパクトのある天体が来ると、そこへ紐付けて語られてしまう。 ⑥ 予言が当たったように見える「仕組み」(ここが一番大事)最後に、冷たいけど役に立つ話。 予言が刺さる理由は、だいたいこの3点。
だから、怖くなったらこのチェックだけやればいい。 チェックリスト(3つで十分)
3I/ATLASは、少なくとも(1)(2)が揃ってて、しかも「地球に危険なし」と明記されてる。 NASA Science+1 まとめ:怖がるより、ちゃんと“面白がる”が正解3I/ATLASは、危険じゃないけど、ロマンは本物。 予言はエンタメとして楽しむのは自由。 |








