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2025/08/18

トランプ関税“15%”の誤訳と、石破総理の『なめられてたまるか』

1. 「15%」じゃなく「+15%」でした

ニュースで「トランプが関税を15%にした」と聞いて安心した人、残念!
実際の英文は increase by 15%

つまり「15%にする」じゃなくて「今ある関税に+15%を上乗せ」。
20%が35%に、10%が25%に。

これ、翻訳の一語違いで生活コストが一気に跳ね上がる。
不動産の契約で言えば、「敷金ナシ」と「敷金ナシ※ただし別途保証金3か月分」くらいの違いです。
笑えません。


2. 商品別に見たらこうなる

鉄 鋼   25%→40%  100万のリフォームが+20~30万円

アルミ   10%→25%  屋根やサッシの価格高騰

自動車部品 20%→35%  車検・修理費 2~3年で+数万円

農産物   10%→25%  家計の食費 月3~5千円増加

半導体     5%→20%  スマホの新機種2~3万円値上げ エアコン・冷蔵庫1割以上値上げ

3. 関税は輸入税なのに、なぜ日本が苦しい?

関税を払うのはアメリカの輸入業者。
でもコストは消費者に転嫁 → アメリカ人が泣く。

「日本関係ないでしょ?」と思ったら大間違い。
高くて売れない → 日本企業の利益が減る。
利益が減れば株価も雇用も冷える → 日本の給料も冷える。

結局、久喜のスーパーの特売チラシからトマトが消える。
アメリカのくしゃみで、久喜が風邪をひくわけです。


4. しかもこれ、口約束です

もっと驚くのは、この関税が条約でも議会承認でもなく、ほぼ口約束レベルで発表されてること。

ツイート一発で「+15%」。
ファクトシートに書いて「合意しました」とドヤ顔。

いやいや、こっちは不動産業。
もし契約が口約束だったらどうなります?

「敷金ゼロで入居できます!」
→ 入ってみたら「やっぱ3か月分よろしく」。

「駐車場込みです!」
→ 住み始めたら「実は別契約で月2万円です」。

…地獄ですよ。
不動産業界なら宅建協会から怒られるレベルです。

世界経済はそれをやってる。
口約束で家計を揺さぶられてるんです。


5. 石破総理の「なめられてたまるか!」

石破総理が千葉の街頭で叫んだ「なめられてたまるか!」。
気合は十分、響きも立派。

でも現実はどうでしょう?
英文の“by”を“to”と誤訳して「15%」と安心。
相手はツイート一発で「+15%」を実行。

これじゃあ
**「なめられてたまるか」じゃなく「なめられて当然」**です。


6. まとめ

関税は輸入税。
でも影響はアメリカから世界へ、そして久喜のスーパーのレジ袋まで広がる。

しかも発表は口約束レベル。
不動産業界で口約束なんてしたら大問題。
でも国際政治ではそれが当たり前になっている。

私は不動産会社の代表として声を大にして言いたい。
「契約も翻訳も、数字も口約束にするな」

石破総理の言葉を借りるなら、
「なめられてたまるか!」じゃなく
「口約束になめてかかるな!」

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