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2025/08/12

ガソリン安くなるのに50年。アメリカの80兆円は一晩で。

こんにちは、久喜市の不動産屋鈴木です。

最近、お客さんと話していて驚いたこと。

「ガソリンの暫定税率、ようやく廃止だって」
「え、暫定って、あの“当分の間”のやつ?」
「そう、当分の間が半世紀」

不動産に置き換えると、仮契約のまま50年住んでる感じ。
そりゃもう、暫定じゃなくて本契約だろって突っ込みたくなります。


なぜ50年もかかったのか?

理由はシンプル。
政治家・官僚・業界・自治体、みんなこの税金がおいしい構造に慣れすぎたんです。
道路族は公共事業に使える、自治体は地方財源にできる、財務省は安定税収ゲット。
この構造、不動産でいえば家賃を払い続けてくれる入居者を、わざわざ退去させないのと同じ。


じゃあ80兆円はなぜ一瞬で?

最近のニュースでは、アメリカ向け支出や防衛費増額で80兆円規模がポンと決定。
ガソリン減税の1.2兆円には「財源は?」「国債はダメ!」って騒ぐのに、
80兆円は「国際情勢が!」の一言でGOサイン。

理由?

  • 一時的な支出だから国債や特別会計で処理しやすい

  • 同盟&防衛は“優先度MAX”

  • 国内減税は恒久的に税収減るから財務省が全力で渋る

要するに、住宅ローンの固定金利を下げるのは嫌がるけど、リフォーム費用のローンはすぐ通すみたいなもんです。


財源がない?じゃあ特別会計どうにかしてよ。

特別会計って、霞が関の裏ポケットみたいなもん。
外為特会なんか、為替差益が出る年は数兆円単位の剰余金
これをもう少し一般会計に回せば、ガソリンも軽油もスパッと下げられるはず。

「財源がない」って言われたら、不動産屋的にはこう言いたい。

「じゃあ、屋根裏のへそくり見せてくださいよ」


ガソリンだけ下げるとどうなる?

  • 車ユーザーは月1,000〜1,500円節約

  • 観光地や郊外モールに人が流れる

  • 遠距離恋愛がちょっと進展する(会う回数増える)

  • 釣りやゴルフなどレジャーが盛んに

でも食品・建材・日用品はほぼ据え置き。


軽油も下げたら?

軽油が下がると物流コストが下がって、食品価格は平均0.3〜0.6%低下。
月4万円の食費で
120〜240円節約

数字としては地味。でも、住宅ローンの金利0.1%下げも長期で見れば効くのと同じ。


不動産屋的まとめ

  • ガソリン減税に50年かかったのは、「税収がみんなのごちそう」だったから

  • 80兆円が一瞬で出るのは、政治的優先度と会計のトリック

  • 財源がないなら特別会計から持ってきて

  • 軽油まで下げてくれたら、不動産屋も「郊外の物件見に来てください!」と全力で言える

そしてチラシにはこう書く予定です。

今ならガソリン代も安い!遠方の物件も内見歓迎!

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